アルギニンの5つの効果!シトルリンやペニス増大の関係性を解説
多くの増大サプリには、アルギニンという成分が含まれています。
名前だけは聞いたことがあるという方も、多いのではないでしょうか。
エナジ―ドリンクにも含まれており、その効果は高い注目を集めています。
非常に有効な成分ですが、アルギニンはどのようにしてペニスを大きくするのでしょうか?
この記事では、増大サプリに含まれるアルギニンの効果について解説していきます。
アルギニンの効果
アルギニンとは、アミノ酸の1種です。
体内で作ることのできるアミノ酸の為、非必須アミノ酸になります。
しかし、体内で作られる量には限りがあるんですね。
アルギニンが不足すると、以下のような不調が表れます。
- 睡眠不足
- 基礎代謝の低下
- 血行不良
これらは、健康でいるためにも必要な要素です。
アルギニンをはじめとするアミノ酸は、加齢と共に減少していきます。
そんな増大サプリに含まれるアルギニンには、どのような効果があるのでしょうか。
アルギニンの知られざる効果を、5つご紹介します。
- 血流促進効果
- 精子の質を向上させる効果
- 成長ホルモン分泌効果
- 疲労回復効果
- スキンケア効果
血流促進効果
増大サプリにアルギニンが含まれているのは、血流促進効果に理由があります。
アルギニンには、一酸化窒素を体内で作り出す役割を持っています。
一酸化窒素とは、血管を拡張させる成分。
この成分が多く作り出されることで、血管が拡張、血流が良くなります。
実はこの血流促進効果は、勃起に欠かせない要素なのです。
それは、勃起の仕組みを見れば分かります。
- 性的な刺激(視覚・触覚)が脳に伝わる
- 脳がペニスに血液を送り込むよう命令する
- ペニスに血液が届き、勃起する
つまり、ペニスに送り込まれる血液が少なければ、硬く勃起することができません。
アルギニンが増大サプリに含まれているのは、こういった理由からなんですね。
血流促進効果は、増大だけでなく、肩こりや腰痛の改善になります。
健康を維持するためにも、アルギニンを摂取しましょう。
精子の質を向上させる効果
アルギニンは、精子の質を上げてくれる効果があります。
近年、精子の数が少なかったり、動きが鈍い、奇形の精子が多いというケースが増えています。
主に運動不足や喫煙、食生活の悪化が原因です。
妊活を考えている夫婦にとって、精子の質は非常に重要な要素。
アルギニンには、精子の数と運動率を上昇させてくれる効果があります。
アルギニンは精子数を増やし、精子を活動的にするために必要な成分です。
精子の成熟に必要な成長ホルモンを分泌・促進させて精子数を増やし、精子の運動性に重要な働きをするポリアミンを生成することで精子の活動性を高め、男性不妊症を改善する効果が期待できます。
精子の運動率が悪かった男性に、アルギニンを摂取させたところ、運動率の改善が見られたというデータもあります。
妊活している男性は、アルギニンを意識した食事をすると良いでしょう。

成長ホルモン分泌効果
アルギニンには、成長ホルモンの分泌を促進する効果があります。
成長ホルモンは、子どもの時期だけ分泌されるホルモンというイメージかもしれません。
しかし、成長ホルモンは、生涯を通じて分泌されるホルモンなんですね。
成長ホルモンは、身長を伸ばすだけではなく、以下のような役割も持っています。
- 基礎代謝を高める
- 血糖値を一定にする
- 骨を丈夫にする
いずれも、健康でいるためには欠かせない要素。
これらのバランスが崩れると、身体の不調が起きたりします。
アルギニンを摂取することで、不調の改善が期待できますよ。
疲労回復効果
アルギニンには、疲労回復効果があります。
「昔と比べて体力が落ちた…」と年を重ねる度に、そう感じることが多くなってきたのではないでしょうか。
アルギニンは、そんな疲れた身体を癒してくれます。
運動で負荷を与えたラットにアルギニンを与えたところ、血中アンモニア濃度が低下したという実験結果があります。アンモニアは運動したときに感じる疲労原因の一つです。アルギニンによりアンモニアの増加が抑えられ、疲労回復をサポートする働きが期待されます。
肉体的な疲労もそうですが、脳疲労も改善してくれます。
脳疲労とは、ストレスの影響から、脳の機能が低下している状態を指します。
この状態が長く続くと、自律神経が乱れ、身体にも不調が表れるんですね。
アルギニンは、疲れた脳と身体を回復してくれます。
最近、疲れているなと感じている方は、意識してアルギニンを摂取してみましょう。
スキンケア効果
アルギニンは、肌にうるおいを与え、キレイにする効果を持っています。
加齢とともに、肌はうるおいを失っていきます。
シワが気になり始めるのは、女性も男性も同じ。
いつまでも若く見られたいという願望は、誰しもが持っているものですよね。
実際の研究でも、アルギニンによる肌への潤い効果が実証されているんですね。
保湿や角質除去に役立つといわれている尿素入りのクリームに、アルギニンを配合したもの、配合していないもので実験をしました。
それぞれのクリームを21日間使用してもらい肌の状態を比較すると、アルギニンが配合されているクリームを使用したグループの肌荒れが、大幅に改善されたということがわかりました。引用:わかさの秘密
若々しく見られるためには、肌の質も大事な要素です。
いつまでも女性からモテたい、男性としての若さを保ちたい…。
そう願うのであれば、アルギニンを摂取して損は無いでしょう。
シトルリンとアルギニンの違い
アルギニンを調べると必ず出てくる栄養素のシトルリン。
これら2つの成分の関係性がよく分からない方が多いと思います。
シトルリンとアルギニンは、どちらもアミノ酸の1種であり、ほぼ同じ効果を持ちます。
そのため、相乗効果でより大きな効果を発揮します。
しかし、いくつか違いがありますので、ここで紹介します。
アルギニンとシトルリンの違い | |
共通する効果 | 血流促進 |
アルギニン | 成長ホルモンの分泌を促す |
シトルリン | ※体内で増加すると、アルギニンに変化する |
※シトルリンを摂取してアルギニンに変換させると、よりアルギニンの効果を得られるといわれています
アルギニン:成長ホルモンの分泌を促す
アルギニンとシトルリンに共通する効果として、血流の促進効果が挙げられます。
アルギニンは、それに加えて「成長ホルモンの分泌を促進」という効果を持っています。
「成長ホルモンって子供の時だけ意識してれば良いんじゃないの?」と成長ホルモンは子供にのみ必要なホルモンと思っているケースが多いです。
しかし、実は大人にとっても有効な成分なんですね。
なぜなら、アルギニンは成長を促すだけなく、老化を送らせて健康を保つ効果もあるから。
成長ホルモンの分泌量は10代がピークであり、40代になる頃には半分程に減少してしまいます。
年齢を重ねる毎に徐々に減っていくので、中高年の方は若者に比べて成長ホルモンが少ないです。
- 身体機能の維持や向上を促す
- 筋肉を強くする
- 老化の防止
- 認知症・糖尿病などの病気の予防
- 疲労回復
アルギニンの摂取が、実際に様々な体質の改善に繋がったという報告もあります。
成長ホルモンを投与することにより、80%以上の方で活力の増強・健康状態の改善、60%以上の方で美容効果・体脂肪の減少、運動能力の向上・性的能力の向上、50%以上の方で認知機能改善が得られたとの報告があります(*3)。
アルギニンはシトルリンと合わせると、血流の促進ばかりを思い浮かべがちです。
健康、美容、運動、性機能など、多くの分野にメリットのある成分という事を覚えておきましょう。
子供だけでなく、中高年の方もより健康的な生活を送る事ができますよ。
シトルリン:体内で増加すると、アルギニンに変化する
シトルリンはアルギニンに変化するという特徴があります。
「オルニチン回路」と呼ばれる、体に有害な成分であるアンモニアを分解する時に、シトルリンはアルギニンに変換されます。
その際に、一酸化窒素の産生も促して血流をスムーズにさせています。
「アルギニンに変化するんだったら、最初からアルギニンだけ摂取すれば良いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、シトルリンを摂取してアルギニンに変換させた方が、よりアルギニンの効果を得られます。
アルギニンを直接摂取するよりも、シトルリンをサプリメントで摂取したほうがより効果的に体内のアルギニンを増やすことが期待されています。
さらに、シトルリンとアルギニンを一緒に摂取する事で、「相乗効果」を得られます。
シトルリンだけを摂取すればいい訳ではなく、両方摂取することが大切です。
アルギニンがシトルリンに変化する訳ではないので注意しておきましょう。
増大にはシトルリン・アルギニンどちらも必要
シトルリンとアルギニンは、ペニス増大サプリに含まれる成分としても非常に重要です。
増大に重要な「血流促進効果」を持ち、人気や実績のある増大サプリには必ずと言って良い程配合されています。
では、どちらが増大に必要な成分なのでしょうか?
答えは「どちらも同じくらい必要」です。
なぜなら、シトルリンとアルギニンは一緒に飲む事で、「相乗効果」を生み出せるから。
どちらか一方ではなく、一緒に摂取してより高い増大効果を得る方が効率的なんですね。
アルギニンの摂取方法!
アルギニンの摂取方法は「食べ物」「サプリメント」の2つがあります。
効率化を目指すなら「サプリメント」がおすすめです。
しかし、中には普段の食事から摂取したい方も多いはずですよね。
そんな方のために、両方の摂取方法について解説していきます。
食べ物からの摂取
アルギニンを多く含んでいる食べ物は、主にゼラチンや魚介類、肉類、大豆類です。
アルギニンはアミノ酸の1種なので、タンパク質を多く含む食べ物に多いです。
食べ物 | 100gあたりの配合量 |
ゼラチン | 7.9 |
鰹節 | 4.4 |
大豆 | 2.7 |
鶏肉・豚肉 | 1.5 |
ゼラチンの配合量が抜群に高いのが特徴的。
しかし、普段の食卓でゼラチンを使用する機会はなかなかありません。
鰹節や肉類、大豆ならば普段の料理でも取り入れやすいですよ。
しかし食べ物には、特定の成分だけ摂取することができないデメリットがあります。
また、増大を目指している方は食べ物だけでは非効率です。
一度に食べられる量にも限界があるため、目安量を摂取するにはかなり困難に。
しっかりとアルギニンの効果をゲットするには、サプリメントがおすすめです。
サプリメントからの摂取
サプリメントは、欲しい成分の目安量を容易に摂取できます。
サプリメントに含まれるアルギニン量は、一日約300~1,000㎎が一般的です。
アルギニンの1日摂取量は2,000~4,000㎎といわれいます。
「これだとサプリメントでも1日の摂取量に満たない」と思いますが、アルギニンは一般的な食材に含まれていることが多いです。
卵やお肉などのタンパク質などは、アルギニンが含まれています。
ですが、食べ物だけですと1日の2,000~4,000㎎には届きにくいため、サプリメントで1日分を補うということです。
食べ物のように、他の成分が配合されていないので、非常に効率的なんですね。
本格的にアルギニンの効果が欲しい方は、サプリメントを購入しましょう。
またサプリメントを摂取する場合、時間帯にも気を付ける必要があります。
おすすめの摂取するタイミングは就寝前。
なぜなら、アルギニンと関わりの深い成長ホルモンが、就寝時に特に分泌されるからです。
就寝前にアルギニンを摂取することで、寝ている間により成長ホルモンの分泌量を増やせるんですね。
正しい摂取方法を理解して、アルギニンのメリットをしっかりゲットしましょう。
アルギニンの上限摂取量
アルギニンの上限摂取量は1日15,000~21,000mgが推奨されています。
1日に必要な摂取量は、約2,000~4,000㎎といわれています。
- アルギニンの1日摂取量目安:約2,000~4,000㎎
- アルギニンの1日上限摂取量目安:15,000㎎~21,000㎎
20,000㎎を超えると副作用のリスクが高まるので注意してください。
しかし、日常で20,000㎎もアルギニンを摂取することはほぼありません。
用法用量をきちんと守って摂取すれば、極めて安全に効果が期待できますよ。
万が一副作用が出ないためにも、アルギニンを摂取する際の注意点を解説します。
注意点①過剰摂取
アルギニンの過剰摂取は、以下のような不調を起こすので、注意が必要です。
- 胃の不快感
- 下痢
サプリは、気軽に様々な成分を摂取することができます。
ですが、1日に何個も摂取すると、過剰摂取になってしまうんですね。
1日に多くの量を摂っても、過剰に摂取した分は身体の外に出てしまいます。
コスパも悪いので、サプリは必ず決められた量だけ飲みましょう。
注意点②医薬品を服用している
ニトログリセリン、降圧剤、バイアグラなどの医薬品を処方されている人は注意が必要です。
というのも、これらの薬は血管・血液に作用して治療を図る薬です。
アルギニンと同時に摂取すると血流が良くなりすぎる可能性が高いです。
すると、低血圧・頭痛・嘔吐の副作用が出ることがあります。
必ずかかりつけの医師にご相談の上、アルギニンを摂取してください。
まとめ
アルギニンは、増大以外にも効果があることが分かりました。
健康が気になりだす年代の男性には、嬉しい効果ばかりです。
- 血流促進効果
- 精子の質を向上させる効果
- 成長ホルモン分泌効果
- 疲労回復効果
- スキンケア効果
食事からの摂取も良いですが、効率的に摂取するのであれば、サプリがおすすめ。
アルギニンを摂取して、日々の生活をイキイキとさせましょう。