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生理中のセックスはOK?実は大きなリスクが!

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女性なら誰でも気になる、「生理中の性行為は許されるの?」という問題について解説します。

女性だけでなく、男性にも参考にしていただきたい内容です。

生理中でも性的欲求は普通です。

生理時のセックス

生理時でも、コンドームの使用やタオルを敷いて、セックスをしている人もいると思います。

生理期間中に性欲が増すのは自然な反応ですが、全ての人に当てはまるわけではありません。

そして「生理期間中のセックスが身体に対して、何か悪影響を及ぼすのでは?」と、不安を感じている人もいるでしょう。

生理時の膣内について

膣内は乳酸菌の作用により、酸性の状態(健康であればpH4.5以下)が保たれています。

酸性の環境では細菌の増殖が抑制され、膣の健康維持に不可欠となります。

しかし生理期間中は、経血が膣内に流れることで状況が変わります。

経血(血液)のpH値は約7.4なので、生理中の膣内環境は、アルカリ性に傾き、細菌の繁殖が活発化しやすくなります。

また、生理期間中は膣周囲に血液が集中し、膣壁(粘膜)も子宮内膜と同様に脱落しやすくなります。

そうすると、普通にセックスをしていても、膣内に損傷を引き起こす可能性があるのです。

そうなると、損傷部位に細菌が侵入して、感染症を発症するリスクが高まります。

深刻な問題として、膣内が損傷して出血しても、経血とわかりにくいため、発見が困難になります。

生理中の性行為の危険

生理中の性行為には、次の3つの大きな危険があります。

性感染症

生理中の膣は傷つきやすく、性感染症のリスクが増します。パートナーも経血に触れる可能性があり、感染の危険が高まります。

子宮内膜症

生理中の性行為により、本来排出される経血が子宮から腹腔に逆流する可能性があります。これが子宮内膜症や感染症の原因になる可能性があります。

妊娠の可能性

「生理中は妊娠しない」という誤情報が広がっていますが、排卵日のズレなどで妊娠の可能性がゼロではありません。

生理中のオナニーは?

自慰行為(オナニー)は性的欲求を満たすための自然な行為です。

生理中にも性欲が高まることはありますし、自慰行為はそれ自体がリラクゼーション効果をもたらし、ストレス解消や生理痛の軽減に役立つと言われています。

しかし、生理中の自慰行為については、いくつか注意点があります。

生理期間中は膣内の環境が変わり、細菌が繁殖しやすい状態となるため、感染症のリスクが高まります。

生理期間中のオナニーには、清潔な状態を保つことが重要となります。

手やグッズを使用する場合は、きちんと洗浄し、生理用品の交換後や洗浄後など、清潔な状態で行うことをおすすめします。

また、自慰行為による刺激で膣内が損傷し、感染症に繋がる可能性があるため、強い刺激は避け、ソフトに行うことが望ましいです。

さらに、生理中は膣壁が脱落しやすく、傷つきやすい状態になっています。

自慰行為による刺激で傷ができても、その出血が経血と混ざり、気づきにくい状況が生じます。

不快な感じや痛みを感じたら、すぐに行為を止めることが重要です。

生理中のオナニーは、一般的には問題ありませんが、清潔さを保つことと、痛みを感じたらすぐに止めることが重要と言えます。

生理中のセックスは、なるべく避けよう

生理中のセックスにはさまざまな危険があるため、避けることが最善です。どうしても行う場合は、ソフトな性行為を心掛け、コンドームの正しい使用を確認しましょう。

また、生理が予定のイベントと被るときは、ピルを使用して生理日を調整することも可能です。

特に重要なイベントがある場合は、生理予定日より1ヶ月以上前や1週間以上前に婦人科を受診し、適切な処置を行いましょう。

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