【性交痛解消】セックスが痛い!性交痛の原因と彼への伝え方
セックス中に「痛い」と感じたことのある女性も少なくないのでは? ほとんどの性交痛は、膣内のうるおい不足によって生じてしまいます。
そんな性交痛や出血で悩んでいる女性に向けて、今回は性交痛の原因や彼への伝え方、潤滑ゼリーについてまとめてご紹介します。 使い方も簡単でドラックストアでも購入できるゼリーを使えば、性交痛の悩みはもちろん、彼との関係も深められるかも♡
性交痛とは
性交時に感じる痛みの総称
「性交痛」とは、セックスを始めようとするときや、セックスをしているときに感じる痛みのことを指します。
痛みだけでなく出血を伴うこともある性交痛は、女性が抱えるセックスに関する悩みのなかでも意外と多いんです。
セックスのときに感じる痛みを我慢していると、セックス自体が億劫になってしまったり、怖くなってセックスレスの原因に繋がってしまったりすることも…。
「うるおい不足」が原因
ほとんどの性交痛の原因は、挿入時に膣内が「濡れる」という現象になっていないことによる、うるおい不足が挙げられます。
女性器が濡れるという現象は、女性が性的な興奮が高まることで、下半身に血液が流れ込み、膣壁周辺に張り巡らされている毛細血管が拡張します。 そうすると、血管壁を押し開くことへと繋がり、その隙間から潤滑液が滴り落ちてきて「濡れる」という現象が生じるのです。
これだけ聞くと、濡れやすいほうが良く、濡れにくいから悪いと感じてしまうかもしれませんが、そうではなく、女性器が十分濡れていない状態で無理に挿入することが、性交痛の原因であるということ。
うるおい不足のときに無理に挿入すれば、乾燥による痛みを感じたり、粘膜を傷つけてしまったりとリスクが生じてしまうのです。
セックス中に“痛い”と感じたことありませんか?
セックス中に性交痛を感じるとき、原因としてまず挙げられるのが膣内のうるおい不足です。 うるおい不足と一言にいっても、彼とのサイズ感が合わない、前戯が短すぎるなど、その原因は様々です。
また、性的興奮が高まっていても「濡れない」ことがあることも知っておくことが大切です◎
前戯不足・緊張している
膣潤滑液は性的な興奮が高まったことによって分泌されるもの。 この膣潤滑液の分泌が少なく、うるおい不足による性交痛は、セックスに慣れていない若い男女に多く見られる傾向にあります。
特に、前戯に時間をかけずに挿入しようとすると、摩擦が生じて痛みを感じてしまうのです。
また、とにかく早く挿入したいという男性の自分本意な行動によって、女性側が緊張やストレスを感じてしまうことも、うるおい不足に繋がってしまうため要注意です。
婦人系の病気の可能性
ほとんどの場合、うるおい不足が原因の性交痛ですが、性交痛がひどい場合には子宮内膜症など婦人科系の病気にかかっている可能性も考えられます。
一時的な性交痛の対症療法として、傷の治療が挙げられるものの、根本の原因を突き止めない限りは症状を改善することはできないため、注意が必要です!
子宮内膜症や子宮筋腫など骨盤内の腫瘍や、性器クラミジア感染症やカンジダ外陰膣炎などの炎症性疾患の可能性もあるため、治らない性交痛やひどい性交痛など不安な方は婦人科を早めに受診することが大切です◎
ホルモンバランスの乱れ
性的興奮を感じていても濡れず、性交痛を感じる…というときには、ストレスや生理不順などが原因で女性ホルモンのバランスが崩れてエストロゲンが低下してしまい、濡れにくい状態になっていることも考えられます。
まずは体調を整えるとともに、冷え性の改善に努めるなど、良い雰囲気づくりから心がけてみることもおすすめです◎
出産
これまで性交痛を感じたことがなかったものの、出産後に性交痛を伴うようになったという女性もいるはず。
この場合には、産後の子宮や膣内の回復が遅れていることが原因かもしれません。 ホルモンバランスが通常時と異なる産後には、潤滑液の分泌量が減るなどうるおい不足が生じやすいのも特徴です。
更年期
女性ホルモンの1種であるエストロゲンが減少する更年期には、膣やその周辺部分も皮膚の弾力やハリを失うなど、様々な更年期症状があらわれます。
このような細胞の衰えとともに、皮膚や粘膜も薄くなり、うるおい自体も失われていってしまいます。 そうなると、性交痛だけでなく、局部がヒリヒリしたり、かゆくなったりなど、不快な症状が色々とあらわれてしまうことも…。
コンドームのゴム素材が合わない
性交痛の原因として、コンドームのゴム素材やコンドームに付着している化学物質にアレルギーを起こしてしまっている可能性も考えられます。
そのため、もしかするとコンドームのゴム素材が合っていないのかも?と思い当たる節がある場合には、パートナーと相談しながら2人に合ったゴム素材のコンドームを見つけることも大切です。
性交痛を感じた時の彼への伝え方
「粘膜が弱いみたいなの」
セックスをしているときに、性交痛を彼に伝えることは、雰囲気を壊すように感じて躊躇してしまう…という人もいるのでは?
そこで覚えておきたいのが「粘膜が弱いみたいなの」というワードです!
実際に、膣粘膜を擦れば気持ち良いと思い込んでいる男性もたくさんいるから、「強くされると出血しちゃうみたいで…」など、出血というワードに弱い男性だから、出血というワードを使ってでもしっかりと伝えることが大切です。
「あなたのが大きいからちょっと痛いの」
セックスによる痛みを伝えると、セックスのやり方が良くない…というふうに聞こえてしまい、パートナーを傷つけてしまうかも…と思っているのであれば、「あなたのが大きいからちょっと痛いの…」と、彼が嫌な思いをしないように伝えてみるのもアリかも◎
性交痛を我慢すると、雑菌に感染してしまうこともあるため、きちんとパートナーに伝えることから始めることが大切です。
前戯をもっとしてほしい時の彼への伝え方
「ゆっくりが気持ちいの」
前戯が不十分なことも性交痛の原因だからこそ、時間をかけて丁寧な前戯をすることでうるおいを与えることが大切です。
そのため、痛みを感じたときには我慢はせず、「ゆっくりが気持ちいの♡」とネガティブではなく、ポジティブな言葉を使って伝えてみるのがおすすめです!
「なか、まだ、指でグルグルしてほしいの、優しくね?」
丁寧な前戯でうるおいを与えたら、今度は膣をほぐしてもらうこと!
やり方はとっても簡単で、彼の指をうるおった膣内にゆっくりと挿入してもらい、上下や左右、円を描くようにゆっくりと時間をかけてほぐしてもらうのです。 時間も3分ほどでOKであり、膣内の愛液がさらに増えて挿入の準備が整うはず◎
指ではなくいきなり挿入してきそうなときには「なかをまだ指でグルグルしてほしいの、優しくね♡」と恥ずかしがりながらも伝えましょう! 彼女からのおねだりなら、彼も嬉しく感じられるものです♡
「手前が好き」
性交痛を緩和させるためにも、挿入時には勢いよく入れるのではなく、少しずつ時間をかけながらゆっくりと入れていく「スローインサート」を意識することが大切です。
また、奥に入ってくるときに痛みを感じるのであれば、「手前が好きだよ♡」なんて伝えるのも良いかも◎
「まだ動かないでほしいの」
挿入後すぐに動かされて痛みを感じるときには、「まだ動かないで、そのまま挿れていてほしいの♡」なんて伝えるのもおすすめ! このとき、彼のモノを少しずつ感じていたいというニュアンスで伝えるのがポイントです!
実際に、挿入後しばらくそのまま動かさずにハグし合う時間が作れると、愛液が増えてより濡れた状態になるため、性交痛も和らぐはずです。
性交痛を和らげるゼリー
性交痛でセックスが億劫になってしまっているのであれば、思い切って潤滑ゼリーなどローションを使ってみるのもおすすめです。
潤滑ゼリーとは、局部に塗ることでうるおい不足のサポートができるように開発された商品のことで、ドラックストアなどで手軽に購入することができます。
使い方も簡単な潤滑ゼリーだから、性交痛を我慢してセックスレスになるよりも、こういったお助けアイテムを使用することでセックス時の悩みそのものを解決することが大切です◎
~日本初の水溶性潤滑ゼリー~リューブチューブ
「リューブゼリー」は、一般社団法人 日本家族計画協会医学委員会によって1982年に開発された、日本初の水溶性潤滑ゼリーです。
性生活におけるうるおい不足を解消するために生み出されたリューブゼリーは、雑菌処理済で無臭、無色透明、さらには使用後の木になるベタつきもなくて◎
実際に多くの産婦人科医師に推奨されている潤滑ゼリーとして、初めて潤滑ゼリーを使用するという方にもおすすめです!
まとめ
「セックスが痛い」なんて彼に言えない…と、性交痛による痛みや出血を我慢して、セックスを避けてしまっていたという女性も、これを読めば性交痛に原因や彼への伝え方、さらにゼリーなどを使った解消方法などが見えてきたはず! 2人にとって大切なスキンシップの1つであるセックスだからこそ、目を背けずにしっかりと彼に伝えたうえで、2人で一緒に解決策を見つけていくことが大切です。 そうすれば、2人の仲も一層深められること間違いなし♡