女性オナニーで気持ちの良いやり方、マスターベーションの種類や頻度を解説
実際に、女性の88.6%がオナニーをしています。多くの女性はオナニーに後ろめたさを感じることがあるかもしれません。しかし、オナニーは非常に自然な行為であり、多くの女性が日常的に実践しています。
オナニーは、快眠やストレス解消、セックスでのオーガズムを得やすくするなど、多くのメリットがあるのです。このページで、女医・山下真理子先生監修のもと、女性のためのオナニーの情報を紹介していきます。
女性のオナニーと男性のオナニー
オナニーは、自分の性的快感を得る部位を刺激して快感を追求する行為です。特に性器、乳房、乳首などが刺激の対象となります。日本語では「自慰」とも言い、別名「マスターベーション」や「一人エッチ」とも呼ばれることがあります。
男性の主なオナニーの目的は性欲の処理です。体の構造上、精液が一定期間で溜まるため、オナニーが必要となります。一方、女性もホルモンのバランスや月経リズムで性欲を感じることがあり、この欲求を処理するためのオナニーを「積極的オナニー」と呼びます。
また、女性はリラックスや自分を落ち着かせる目的でオナニーをすることもあります。このタイプのオナニーを「感覚的オナニー」と呼んでいます。
「積極的オナニー」とは?
女性がオナニーをする際、彼を思い浮かべたり、共に過ごした特別な時間を振り返ったりします。これには、クリトリスへの直接的な刺激やラブグッズの使用が含まれます。エッチな映画で興奮を高めたり、彼との熱い時間の後、その気持ちをさらに高めたりすることも。彼の前で、あるいは彼がオナニーするのを見ながらすることも考えられます。
自らの欲求や体のサイクルに応じて行うこの行為は、明確な目的を持って取り組む「積極的オナニー」と言えるでしょう。このオナニーの特徴は、短時間で、具体的な目的を持ち、さまざまなグッズを積極的に使用して、爽快な気持ちを味わうことです。
「感覚的オナニー」とは?
一方、女性の「感覚的オナニー」は、体を癒す行為としての側面が強いです。これは、体のマッサージや髪を洗う際のヘッドスパのようなリラックスする時間に似ています。日常の中で、特別な日や特定の場所を選ばず、自らのペースで行うリラックス法と言えます。
オナニーをすることで、快楽を感じる物質が体内で分泌され、それがストレスを軽減させます。これにより良い睡眠が得られることや、女性ホルモンの分泌が活性化されることで肌がきれいになる可能性があるのです。
この感覚的オナニーを通じて、自分の身体で特に気持ち良いと感じる部位を知ることができます。そして、この自分自身の身体の理解は、感覚的オナニーの大きなメリットとも言えるでしょう。
感度磨きとその効果
女性の性感帯は多岐にわたり、触る場所や強さを知らなければ快感を得るのは難しいこともあります。首筋、ももの付け根、指先など、気持ちいいと感じる部位は人それぞれ異なります。映画や書籍で紹介される一般的な快感スポットと自身の感じる場所が違っても、それは自然なことです。
加えて、刺激のスピードややり方にも個人の好みがあります。例えば、強くバストを刺激した後、足をゆっくりとマッサージすることを好むかもしれません。こうした体験を通して、自分の感じる部位や刺激の方法を知ることで、感度が高まる「感度磨き」が可能になります。
オナニーと感じる罪悪感
オナニーには多くのメリットがありますが、一部の女性は罪悪感を抱くことがあります。これは、オナニーに対する誤解から来ることが多いです。また、「彼氏がいるのに一人でオナニーをしたくなる」と感じ、それに対して罪悪感を抱く女性もいます。しかし、オナニーはセックスをより楽しむための手段と考えることで、ポジティブに受け入れられるかもしれません。
感度が向上することで、彼とのセックスの質も変わります。自分の感じる部位や刺激の強さを彼に伝えることで、二人の時間はより充実します。彼と感じる快感は、一人のときよりも特別です。これは、愛情を深めるツールともなるでしょう。最高のセックスライフを楽しむために、自身の欲求を肯定的に捉えてみてください。
女性のオナニーの4つの効果
ストレス解消
女性には性欲がないとの誤解があるが、健康な女性が性欲を持つのは当然です。性欲は三大欲求の一つで、その欲求を溜め込むことはストレスの原因になります。
オナニーはこの性欲の発散手段として効果的です。実際、オナニー中にはβ-エンドルフィンという幸福感をもたらす物質が分泌され、ストレスが軽減されます。精神的に圧迫されている時、オナニーを行うことでリラックスすることができます。
安眠のサポート
オナニーは体を動かす活動であり、睡眠に影響を及ぼすことが知られています。
オナニーの際、快感を引き起こすドーパミンやオキシトシンが体内で分泌されます。オーガズムを迎えた後は、運動を終えた時と同じような疲れを感じ、眠気を引き起こす副交感神経が活性化します。実際、オナニー後に眠たくなる女性は多いでしょう。
寝る前のオナニーは、ストレスを減少させる効果があるため、寝つきを良くします。眠れない夜に試すと効果的ですが、極度のストレス状態の人は異なる反応を示すことがあります。セロトニンの不足で不安や緊張感が増すため、反対に眠りづらくなることも。このような状態の場合、生活リズムを整えることや、朝日を浴びるなどの対策が推奨されます。
肌が綺麗になる
女性ホルモンは体の健康とメンタルの安定を支えます。主に、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、これらは血流を通じて分泌されます。血流が悪いとホルモンのバランスが乱れ、身体や心に不調を引き起こすことがあります。
オナニーは軽い運動として血行を良くする効果が期待され、女性ホルモンの分泌も促進します。その結果、肌の状態が改善される可能性があります。
感度向上に繋がる
女性の体の感度は、維持や磨きをかけることで向上します。オナニーにより、感度が高まると、セックス時の快感も増すことが期待されます。これはパートナー間の関係を良好にする要因ともなります。
感度を向上させることは、病気の早期発見や新しい性感帯の探索など、自身の体を深く知る手助けにもなります。
男性のオナニーとそのメリット
男性のオナニーは主に射精を目的とします。絶頂を迎えると、その行為は完結する点で、女性とは異なる特徴があります。
オナニーによる男性のメリット:
- 若々しい印象を持続させることができる。
- 男性ホルモン「テストステロン」の分泌が促進される。
考えてみてください。同年代の2人の男性がいる場面を。一人はセックスやオナニーをしない男性、もう一人は活発な夫婦生活や日常のオナニーがある男性。後者の方が若々しく、男らしい印象を受けます。
この理由は、テストステロンが関与しています。このホルモンは、アンチエイジング効果があると言われ、射精や性的興奮時に分泌されます。
結論として、オナニーは男性だけでなく、女性にも有益な効果があると言えます。