婚活パーティーで何を話したらいいの?話題ネタや話しかけ方など

短時間で複数の異性と会う婚活パーティーでは、会話の内容によって結果が大きく変わります。とは言え、うまく話そうと力みすぎて緊張してしまう人や話好きなのにパーティーではいまいち盛り上がれず悩んでいる人も多いでしょう。
この記事では、婚活パーティーにおいて初対面の人と何を話すべきか、どうやってきっかけを作ればいいかについて解説します。
話しかけるきっかけの一言

話しかけ方は、変にひねらず「こんにちは」や「よろしくお願いします」などで十分です。下を向いてボソボソあいさつするのではなく、視線を合わせてはきはき話すことで好印象を与えやすくなります。目を合わせるのが苦手な人は、相手の眉間や喉元あたりに目線を向けるとよいでしょう。
あいさつ直後の自己紹介では、名前・年齢・職種・趣味などを簡単に伝えます。プロフィールカードの内容を一字一句間違えず読み上げる必要はありません。
何分くらい会話の時間がある?
パーティー開始直後の自己紹介タイムは1人あたり1~3分、長くても5分くらいです。自己紹介タイムで相手の印象に残るかどうか、そしてよい印象を与えられるかどうかで、フリータイムの盛り上がり方も変わってきます。
自己紹介タイム後の流れは、パーティーによってさまざまです。
・気になる相手に声をかけて1対1で交流し、一定時間ごとに席替えが行われる
・立食パーティー形式で自由に交流し、複数の相手と同時に話すことも
・ビンゴゲームなどのイベントを通じて、気に入った相手と交流する
気に入った相手と1対1でじっくり話したいか、大勢でワイワイ盛り上がりながら相手を探したいかを考えながら、自分に合ったパーティーを選びましょう。
何を話せばいいの?会話のネタ
会話ネタを増やすためには、まずプロフィールカードを充実させることが重要です。プロフィールカードには、氏名・年齢のほかに以下のような項目を記入します。
・職業
・出身地
・学歴
・趣味・特技
・自分の性格
・休日の過ごし方
・好きなもの(食べ物・音楽・動物など)
・好きな異性のタイプ
・自分のアピールポイント ほか
パーティー中の会話は、プロフィールカードの内容に沿って進むことがほとんどです。「読書」といった大まかな書き方ではなく「歴史小説や推理小説を読むこと」というふうに具体的に書くことで、印象に残りやすくなるでしょう。
プロフィールカードをただ書くだけでなく、各項目についての詳細を頭の中でまとめておくと突っ込んだ質問にもスムーズに答えやすくなります。その際、複数の項目が自然につながるよう整理しておくとより効果的です。
(例)
・大学で地域文化史を学んだことがきっかけで、日帰り旅行が好きになった。旅先でその土地のグルメを味わうのも好きで、最近は日本各地の郷土料理を自分で作ることも多い。
・もともと機械いじりが好きで、高校卒業後ずっと家電メーカーに勤めている。うちの家電が故障してもある程度自分で直しているので、結婚後も何かと役に立つかもしれない。
会話が続かない
コミュニケーションに自信がない人は、会話をうまく始められなかったり話題がストップしてしまったりするとパニックに陥ることもしばしばです。会話が止まってしまった場合は、ゆっくりでもいいので落ち着いて以下のことを試してみましょう。
〇どんな相手とも続けやすい話をする
緊張してしまって会話を切り出せない場合は、誰と話しても違和感のない事柄について話してみましょう。当日の天気や会場までの交通手段などのありきたりな話題で、緊張をほぐしやすくなります。
軽食や飲み物が出るパーティーでは、「これ美味しいですね」「コーヒーが好きでよく飲むんです」というふうに自分や相手が口にしているものについて話すのも有効です。
〇オープン・クエスチョンを投げかけてみる
「はい」「いいえ」で答えられるクローズド・クエスチョンばかりでは、話題が続きにくくなってしまいます。「休日はいつも何をするんですか?」「好きな食べ物は何ですか?」といったオープン・クエスチョンを投げかけることで、相手の反応に合わせて話題を広げやすくなります。
〇お互いの共通点や興味を持てそうな事柄を探す
自分のことについて矢継ぎ早にアピールするより、まずは相手について聞くことを意識しましょう。相手のプロフィールカードや身につけているものからお互いの共通点や興味を持てそうな事柄を探せば、新しいネタを見つけやすくなります。
ただし、相手への質問ばかりを繰り返すとまるで面接のような雰囲気になってしまいます。相手に気持ちよく話してもらうためには、「私は週1回テニスをするんですが、〇〇さんもスポーツが好きなんですね」というふうに自己開示しながら質問することがポイントです。
〇正直に言ってしまう
ただ黙ってうつむいているだけでは、相手から「この人は自分に興味がないのかな?」と思われかねません。どうしても会話が続かない場合は、緊張しやすいことや口下手であることを正直に伝えてしまってもよいでしょう。
相手が話好きな場合、「話すより聞くほうが得意」と言えば相手が会話を盛り上げてくれる可能性が上がります。相手も緊張しやすいタイプや口下手タイプであれば、「実は私も…」というふうに話のきっかけが見つかるかもしれません。
会話のしめくくり
会話を終わらせるときは、「ありがとうございました」と明るく笑顔でお礼を伝えます。
好印象を持った相手に対しては、さらに以下のような言葉を付け加えると効果的です。
・時間が早く経ったことをアピールする言葉(例:あ、もうこんな時間かぁ…)
・また話したいことを強調する言葉(例:話の続きが気になるので、また話しましょうね!)
いくら魅力的な言葉を使っても、棒読みだと好印象を与えにくくなります。あくまで自然に、さりげなく感情をこめることがポイントです。
話してはいけないNGな話題
初対面の相手にいきなり以下のような話をすると、好印象を持たれにくくなってしまいます。
・ネガティブな話(愚痴、悪口、過度の自虐ネタなど)
・プライベートに踏み込む話(年収・貯蓄額・居住地・家族構成など)
・身体的特徴に関する話(ほめたつもりでもネガティブに捉えられる恐れあり)
・自慢話
・結論がなくダラダラ続く話
・婚活や過去の恋愛・結婚歴に関する話
・マニアックすぎる話
・異性から共感されにくい話(女性ならネイル・エステ、男性ならギャンブル・車のカスタマイズなど)
パーティーによってはプロフィールカードに大まかな年収や居住地を書くこともありますが、書かれている情報以上のことを突っ込んで聞かないようにしましょう。また、男性に長男かどうかを聞くこともタブーです。
パーティーでは自分が初対面の人にされたくないと思う話題を避け、どうしても気になる事柄はある程度仲良くなってからさりげなく聞くようにしましょう。
基本を重視しつつ、会話そのものを楽しんで
婚活パーティーでよい結果を出すためには、婚活の場にふさわしい話題や話の広げ方について知っておくことが重要です。身近な人とは普通に話せるがパーティーではうまく話せない人は、普段の会話を振り返って話題の掘り下げ方を研究してみましょう。
婚活において異性に好印象を与えることは重要ですが、無理に自分をよく見せようとすると空回りしがちです。基本的なポイントをおさえつつ会話そのものを楽しむことでおのずと楽しい雰囲気が生まれ、「この人とまた話したい」と思ってもらいやすくなるでしょう。