婚活パーティーってどんな雰囲気?どんな人が来るの?

これから婚活を始める人のなかには、「婚活パーティーに興味はあるけど、会場や参加者の雰囲気ってどうなの?」という人も多いでしょう。
パーティーと聞くと大人数でワイワイ集まる場をイメージしがちですが、近年は異性と1対1でじっくり話せる個室型パーティーも増えています。にぎやかなイベントや堅苦しい雰囲気が苦手な人も、婚活パーティーへの参加を検討してみましょう。
そもそも、婚活パーティーってどんな感じ?
婚活パーティーは、複数の異性と交流しながら将来の結婚相手を探すためのパーティーです。
全国各地でさまざまなパーティーが開催されており、「30代限定」「スポーツ好き限定」などのテーマが設けられたパーティーも少なくありません。パーティー特有の雰囲気が苦手な人や趣味を通じて出会いたい人には、バスツアーやスポーツ婚活のように趣味性の高いイベントもおすすめです。
どんな服装で行けばいいの?
婚活パーティーでは、男女とも清潔感・上品さ・年相応のおしゃれさなどを重視します。会場の雰囲気やパーティーのテーマにもよりますが、おおむね以下のようなファッションがおすすめです。
〇きれいめファッション
初デートのようなきれいめファッションは、婚活イベントにぴったりなスタイルのひとつです。男性ならジャケット・襟付きシャツ・チノパン、女性ならやわらかい色合いの膝丈ワンピースなどがよいでしょう。
〇セミフォーマル
ホテル・ラウンジなどで開催されるパーティーなら、結婚式二次会のようなセミフォーマルもおすすめです。
〇スーツ・オフィスカジュアル
平日の仕事帰りに参加する場合は、スーツやオフィスカジュアルでも問題ありません。勤め先によっては、あえて社章をつけたまま参加してアピールポイントを増やすことも可能です。
くたびれてしわがよったスーツや履き古してすり減った靴などは避け、大事な商談などに行くときのような着こなしを心がけましょう。
場所や雰囲気などについて
一般的な婚活パーティーは、ホテルの宴会場・ラウンジやイベント会社が所有する専用会場などで開催されます。よりカジュアルなパーティーであれば、カフェやレストランなどを貸し切って行われることもしばしばです。
たいていの会場は交通の便がよい場所にあり、最寄駅から徒歩でアクセス可能です。
大人数と個室の会場の違いなどについて
〇大人数パーティーの会場
広い室内に2人掛けのテーブルがたくさん並んでおり、会場によってはフリートーク用スペースやフード・ドリンクスペースも設けられています。たいていの大人数パーティーはフリートークタイムが長めに設定されているため、複数の異性と一度に知り合いたい人に最適です。
〇個室パーティーの会場
大きな部屋に複数の2人用個室または半個室ブースが並んでおり、他の人を気にせず1対1で会話できます。大人数パーティーと比べて1対1のトークタイムが長めであり、グループトークが苦手な人や気に入った相手とじっくり話したい人におすすめです。
婚活パーティーのおおまかな流れ
受付を済ませ、指定された席に座ってプロフィールカードを作成します。自分の人となりを知ってもらうと同時に会話のきっかけを増やすため、なるべく詳しく書くことがコツです。
パーティー開始時間になったら、スタッフからの説明を受けたのちに1対1のトークタイムが始まります。一定時間会話した後に男性が席をひとつずつ移動し、すべての異性と1対1で交流します。
トークタイム後の中間集計では、第一印象がよかった相手の番号および相手へのメッセージを集計カードに記入します。このカードはスタッフ経由で相手に渡されるため、メッセージで上手くアピールしましょう。
後半のフリータイムでは、気になる異性と自由に会話します。途中で何度か席替えが行われるため、少しでも気になった異性とはどんどん交流しましょう。
フリータイム終了後にカップルになりたい相手の番号・名前を集計カードに書いて提出し、カップリング発表となります。カップリングが成立した場合は、退室後に相手と連絡先を交換しましょう。パーティーによってはカップリング発表がなく、気になる異性と自由に連絡先を交換できることもしばしばです。
パーティーの流れについては「婚活パーティー参加前に流れを知っておこう!成功のポイントは?」を参考にしてください。
食事や飲み物について
会場の種類やパーティーのテーマによりますが、多くのパーティーでは軽食や飲み物が用意されています。飲食しながら交流することで相手と打ち解けやすくなり、会話のきっかけも増えることがメリットです。
ただし食事に集中しすぎるとせっかくの出会いのチャンスを逃しかねないため、たとえ空腹でも飲食はほどほどにしておくことをおすすめします。また、食事のマナーにも注意しましょう。
婚活パーティーにはどんな人が来る?

婚活パーティーには、仕事環境などが原因で出会いのチャンスに恵まれなかった人や効率よく結婚相手を探したい人がたくさん参加しています。「婚活する人=モテない」というわけではありません。
参加者の年齢層は、男女とも20代後半~30代が特に多いようです。しかしイベント会社やパーティーのテーマによって参加者の年齢層はまちまちであり、近年は40~50代以上向けのパーティーも少なくありません。
休日開催パーティーには、一般的なサラリーマンをはじめさまざまな職業の人が参加します。一方、平日の参加者は不定休・シフト勤務の人や仕事時間に融通の利きやすい人などが多めです。近年はリモート・フレックス勤務やオンライン婚活が浸透しつつあるため、平日開催パーティーがもっとにぎやかになるかもしれません。
男女比は?
大手イベント会社主催のパーティーの参加者は、原則として男女同数です。ただし、参加者がドタキャンしたなどの理由で男女比が釣り合わなくなるケースがあります。
パーティーのテーマや開催地域によっては、男女比が偏りやすいこともしばしばです。婚活をしている人の男女比は4:6あるいは7:3と言われていますが、地方自治体主催のパーティーなどでは男性の参加者数が女性を上回ることも少なくありません。
どんな職業の人が来る?
パーティー参加者の職業はさまざまですが、一部のパーティーでは「男性は年収〇〇万円以上」「女性は保育士・看護師」というように参加者の職業・年収が限定されています。
男性の場合、定職についていない人はパーティーへの参加登録ができないこともしばしばです。女性は無職だからといって参加を断られることは少ないものの、無職の理由や結婚後の職業観によっては男性から好印象を持たれにくくなることがあります。
自分に合ったパーティー選びは、婚活成功への近道のひとつ

効率よく婚活を進めたい人には、複数の異性と一度に知り合える婚活パーティーがおすすめです。ひとくちにパーティーと言っても規模やテーマによって雰囲気ががらりと変わるため、自分の性格や求める出会いの形に合ったパーティーを選びましょう。