婚活パーティーにおける失敗の原因と解決方法

婚活は始めたからといってすぐに結果が出るものではありません。
自分にぴったりの男性と出会えるかどうかは、縁とタイミング次第です。
しかし婚活に長い時間をかけていればいるほど、焦りが生じます。成果が出ないことはもちろんですが、自分が結婚に適していないのかなど、様々な悩みも生まれることでしょう。
そんな時は、1度自分の婚活を冷静に振り返ってみましょう。
そうすることでこれまでの悩みから解放されたり、解決策が見つかることもあります。
ここではそんな振り返りの参考になるように、見直すべきポイントをまとめてみました。
会話はうまくできていたか
婚活パーティーなどに参加して多くの男性と接していても、会話がうまくできていないことで仲が深まらないケースがあります。
会話がうまくいかない場合、以下のような問題があるかもしれません。
初対面の人と盛り上がるネタを見つけられない
婚活で出会うお相手は、初めて出会うお相手です。
友人を通して知り合ったわけでもなければ、同じ職場で働いていたわけでもないので、何から話せば良いかわからなくなってしまうことがあります。
婚活において大切なのは、お相手と自分の共通点を見つけることです。
婚活パーティーであればプロフィールカードから、お相手の好きなものや自分との共通点を探し、そこを会話のきっかけにしましょう。
会話を広げられない
婚活がうまくいかない人の多くは、会話を続けることができないという問題点を抱えています。共通点を見つけて会話のきっかけが見つかっても、そこから話題を広げられないということです。
会話を続けるためには、「はい」「いいえ」で答えられるクローズドクエスチョンよりも、お相手の自由な意見を求めるオープンクエスチョンを心がけると良いと言われます。
例えば「甘いものは好きですか?」と聞くと返ってくる答えは「はい」か「いいえ」のどちらかです。
「好きな食べ物は何ですか?」と聞けばお相手から情報を引き出すことができます。
まずは簡単に答えられるクローズドクエスチョンを投げかけ、話しやすい空気が作れたらオープンクエスチョンを増やしていきましょう。
クローズドクエスチョンばかりでは一問一答のようになってしまい、お相手も返答に疲れてしまいます。
この割合に注意して会話をするようにしてみてください。
ダラダラと会話をしてしまう
婚活パーティーなどに参加すると、自分の興味のないお相手とも会話をすることになります。そんな時、興味がないのにダラダラと会話をしていても意味がありません。そんな時間があれば、少しでも興味の湧いた方と会話する方が大切です。
「これ以上話していても進展はなさそうだな」と思ったら、潔く切り上げる勇気を持ちましょう。中途半端な返事をしたり、時計を見て時間を気にしているようではお相手にも失礼です。「また後で話しましょう」「その話は後ほど」といったように、スマートに会話を終わらせるスキルを持っておくと便利です。
自分に合った婚活パーティーかどうか

ひとくちに婚活パーティーといっても、テーマや参加者の属性はさまざまです。
婚活パーティーごとに特徴があるので、自分に合っているかどうかを見極めることも大切です。
これまで婚活パーティーに参加してもうまくいかなかったという方は、婚活パーティーの選び方を変えてみると思わぬ成果が出ることもあります。
自分に合った婚活パーティーを選べていない
婚活パーティーには「大人数で気楽にワイワイ楽しめる」「1人ひとりとじっくり落ち着いて話せる」といったように、個々のテーマがあります。
バスツアーやBBQパーティーといったように、企画性の高い婚活パーティーもあります。
「自分が自分らしくいられる」婚活パーティーに参加することはとても大切なことです。
理想の男性がいそうな婚活パーティーに参加する
婚活パーティーの中には、「高収入男性限定」「男性〇〇歳~△△歳」といったように、参加する男性に条件が課されているものが多くあります。
男性に求める条件がはっきりしているのであれば、それに合った婚活パーティーに参加するべきです。
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」という考え方もありますが、コストパフォーマンスの面で考えればあまりオススメしません。
1度自分は「どんな男性と出会いたいのか」ということをしっかり考えて、それに適した婚活パーティーに参加してみてください。
きっと、理想的な男性に会える確率が上がるはずです。
婚活が失敗しないために理想を改めて考えてみよう

恋愛経験が豊富な人ほど、婚活パーティーで迷子になりがちとも言われます。
これまでの経験から「こんな男性はいやだ」「男性はこうでなくちゃ」という固定概念が生まれてしまうからです。
自然と理想も高くなっていることが多いです。
これを見直してみることも重要です。
男性に求める条件が高すぎないか
結婚をするなら誰でもできることなら、好みのルックスで性格が合う、さらに高収入の人を選びたいはずです。
しかし、そんな人はそうそういません。
いたとしても、すでにお相手がいる可能性が高いです。
これをわかっていないまま婚活すると「この人は嫌だ」「この人も嫌だ」という風に、どんどん泥沼にはまっていってしまいます。
「医者がいい」「年収は〇〇万円以上がいい」「身長は○cm以上」といったように厳しい条件を設けていると、その条件に当てはまる男性と巡り会える可能性は狭まってしまいます。
とはいえ「誰でもいい」とばかりに条件を下げすぎると、結婚はできても幸せになれるかどうかはわかりません。
ですから本当に譲れない条件を1~3種類ほど決めて、その他の部分については状況に応じて妥協するくらいがおすすめです。これを念頭に置いて、自分の理想を見直してみましょう。
失敗を恐れない気持ちをもつ
男性に対しての条件ではなく、自分自身に厳しくなりすぎている方もいらっしゃいます。「結婚するなら幸せにならなければ」「結婚は一生続くものだから失敗できない」といった感じです。
確かに結婚は一生を左右する大きな出来事です。
しかし本当に大切なのは「失敗しないこと」ではなく、「幸せでいる」ことです。
極端な話をすれば、周囲から「失敗だな」と思われていても、自分は幸せであればそれで良いのです。
自分自身に厳しくなりすぎると、それがオーラにも表れてしまいます。
婚活に必死で余裕をなくしている女性は、あまり魅力的に見えません。
ほどよく肩の力を抜いて、楽しく婚活をしましょう。
婚活を成功させるために積極的に行動しよう

婚活パーティーで素敵な人と出会えても、その先が続かないという方もいます。
絶世の美女やハイスペックな女性であれば、出会ってしまえばあとは男性が全てエスコートしてくれるでしょう。
しかし、現実的にはそこまでのことはなかなか起こりえません。
婚活の世界では、積極的に行動しなければチャンスをつかむことができません。
積極的に行動を起こせない方は、ご自身に以下のような問題がないか振り返ってみましょう。
自分に自信がない
容姿、恋愛経験の少なさ、年齢など、コンプレックスがあると自分に自信がなくなってしまいます。
特に、婚活で結果が出なかった女性は「私は男性に必要とされないんだ」といったように、ネガティブになりがちです。
婚活において初めて出会った人とそのままゴールインする人は稀です。
つまり、結果が出ない期間を乗り越えて、いつか幸せを掴むのが婚活なのです。
自信を失う必要は全くありません。
自分でコンプレックスだと思っていることも、人から見れば美点となることもあります。
「もう○歳だから…」と思っていても、ある男性から見れば「○歳以上の女性は素敵だ」ということになりえます。
ですから自分を過小評価せず、前向きに婚活を進めてください。
シャイで人見知り
人見知りやシャイな性格が原因で積極的に行動できないという方もいます。
これは性格なので一朝一夕には変えることができません。
「お相手に興味を持つこと」「話せないなら聞き上手を目指すこと」などを心がけるだけで、少しは人と話すことが楽になるはずです。
参加者同士で何かを作る体験型のイベントやバスツアーのように、「一緒に楽しむ」タイプの婚活パーティーに参加してみるのもオススメです。
こういった婚活パーティーであれば、打ち解けやすいはずです。
婚活は自己分析ができていないと失敗する
自己分析不足が原因で婚活がうまくいかないこともあります。
就職活動や転職活動でも自己分析が大切ですが、婚活にも同じことが言えます。
これまで婚活がうまくいかなかった人は、以下に当てはまらないかチェックしてみてください。
うまくいかない原因を男性のせいにしている
婚活パーティーで良い結果を出せなかった場合、お相手のせいにしていませんか?
いくら婚活を頑張っていても結果が出ないのであれば、もしかしたら自分に原因があるかもしれません。
お相手のスペックだけをみて会話をしなかった、婚活パーティーでTPOにあわせた振る舞いができていなかったなど、自分の行動を振り返ってみましょう。
勇気を出して第三者に相談してみるのも良いでしょう。
自分でも気づいていない癖などに気づかせてくれるかもしれません。
ただし立場が似ている婚活仲間や独身の友人に相談すると、単なる傷のなめ合いで終わってしまうこともあるので注意が必要です。
冷静に判断してくれる家族や婚活アドバイザーへの相談が有効です。
自己分析の重要性に気づいていない
自己分析とは「自分がどんな人間か」を把握するためのものです。
自分の良さや得意なこと、苦手なことを明確にするのですが、これは婚活においても大変重要なものです。
なぜなら婚活パーティーは自分自身を男性にアピールする場だからです。
極論、「自分と結婚することで男性にどんなメリットがあるか」を主張するための場なのです。
ですからここで自分のことがわかっていないと、見当違いなアピールをしてしまうことになります。
料理が苦手なのに男性ウケを狙って「家庭的」とアピールしてしまっていると、「家庭的な女性」を求めている男性は「違うな」と思ってしまうはず。
これでは婚活がうまくいかないのも当然です。
付け焼き刃のアピールではなく、本当の自分の魅力をアピールすることが大切です。
これまで自分が生きてきた道や、培ってきた経験、価値観を整理することで、婚活がうまくいく可能性が高まるので、自己分析はとても大切なものです。
婚活で一番大切なのは「諦めないこと」
うまくいかないことが続いても、諦めないでください。
失敗したとしても、そこから学ぶことは多いはずです。
「婚活をしてもうまくいかない」とネガティブになっているよりも、過去の自分自身から教訓を得てポジティブに行動していれば、いつかはきっと良いご縁に巡り合えるはずです。
諦めずに頑張ってみましょう。