チャットレディの確定申告&税金!無申告は?20万以下ならOK?
主婦や学生さんがバイト感覚で働けたり、自宅で可能な副業として人気が高まっている仕事に「チャットレディ(チャトレ)」という職業があります。
元手がほとんど必要なく気軽に始められることから、学生やOLだけでなく主婦の方まで色んな女性が働いており、コロナ渦の中でも非常に利用者が増えました。
増加傾向にあるチャットレディのお仕事ですが、主婦や扶養に入ってる方、学生さんは収入次第で確定申告をしなければなりません。
この記事ではチャットレディで稼ぎたいと思っている方や、これから始めてみようと思っている方もためにチャットレディの税金や確定申告について紹介していきます。また、以下のような内容を知ることができるので、是非参考にしてください。
- いくら稼いだら確定申告が必要?
- OLで副業としてチャトレをしている
- 専業主婦で扶養に入っている
- 学生で両親の扶養に入っている
- チャットレディの仕事で経費になるもの
チャットレディは確定申告が必要?
この記事を読んでるあなたが最も気になるのが、チャットレディとして働いて稼いだら確定申告が必要なの?という点でしょう。
もちろん、一定の利益が出た場合にはチャットレディではなくても確定申告する必要があるので、まずそれを覚えておいてください。その上でどれくらい稼げば確定申告が必要になるのか説明していきます。
いくら稼いだら確定申告が必要?

チャットレディとしてもらう収入は事業所得、または雑所得となっており、収入から経費を差し引いた所得が48万を超えた場合に確定申告が必要となります。また、OLさんの場合であれば所得が20万を超えた場合に確定申告が必要となります。
ここで覚えておくべきなのは以下の2点です。
ココがPOINT!
- 主婦や学生は所得が48万以上
- OL・会社員は所得が20万以上
この所得に関しては収入から経費を差し引いたものなので、経費として申告できるものも後で紹介していきます。
職種・扶養別の確定申告
確定申告の前にあなたが結婚していて、旦那さんの扶養に入っているのか、またはOLで会社が年末調整をやってくれているのかなどで、方法は異なります。
ここでは「OL・主婦・学生」など、それぞれ別で紹介していくので、あなたが該当するところをしっかりと把握するようにしましょう。
OLでチャットレディをしている場合
確定申告 | 所得が20万以上 |
注意点 | 住民税 |
会社勤めをしており、副業としてチャットレディで稼いでいるという場合は、所得(収入から経費を引いたもの)が20万を超えたら確定申告をしなければなりません。
また、副業がバレた場合でもチャットレディをしているということがバレることはありませんので、そこは安心して良いでしょう。
尚、副業がバレるのは給与から天引きされている住民税によってバレます。バレたくないという場合は確定申告をする際に住民税の納付の方法という欄があるので、「住民税を自分で払う」というところにチェックを入れるようにしましょう。
そうすれば副業分の住民税は給与の天引きから省かれるので、副業をしていることは分かりません。OLの場合は以上のことに気を付けておけば、チャットレディでいくら稼いでも構いません。
主婦でチャットレディをしている場合
確定申告 | 所得が48万以上 |
注意点 | 所得が48万を超えた場合 |
専業主婦でチャットレディをしているという方も最近増えており、確定申告について知りたいということが多いようです。専業主婦の場合は、所得(収入から経費を引いたもの)が48万を超えたら確定申告をしなければなりません。
よく聞く103万円以下ではないの?と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、チャットレディで得られるお金は給料ではなく報酬となっているので、一般的な扶養の条件とは異なるのです。
扶養に関しては「税務上の扶養」と「社会保険上の扶養」という2つの違いを理解しておかなければなりません。
税務上の扶養
税務上の扶養とは所得が48万円以下であれば扶養の範囲内となっており、配偶者控除の適用があります。
また、所得が133万円以下の場合は扶養からは外れますが、配偶者特別控除の適用がありますので、専業主婦の場合は48万をこえた場合には対処する必要があります。
※以前(2019年)までは38万・123万でしたが現在は改正されています。
社会保険上の扶養
社会保険は収入が130万円以下であれば、扶養の適用範囲内なので気にする必要はありませんが、旦那さんが勤め先の健康保険組合によって定義が違ってきます。
その定義とは以下のような形で違いがあるので把握しておきましょう。
- 組合A:売上高(経費を引く前)
- 組合B:売上高-経費(組合が認めたもの)
- 組合C:売上高-経費(確定申告記載したもの)
どちらにしてもこれを気にしなければならないのは年間の売上(報酬)が130万に達してからなので、とりあえず気にする必要はないでしょう。以上が専業主婦でチャットレディをしている場合です。
学生でチャットレディをしている場合
確定申告 | 所得が48万以上 |
確定申告2 | 掛け持ちの場合は20万 |
大学生や専門学校生でアルバイトとしてチャットレディをしている方も多くなっていますが、学生であれば「両親の扶養」に入っているのが普通だと思います。
アルバイトでチャットレディをやっている場合は、所得(収入から経費を引いたもの)が48万を超えたら確定申告をしなければなりません。また、あなたがコンビニなど他でもアルバイトを行っている場合であればチャットレディでの所得が20万を超えたら確定申告が必要になります。
両親の扶養に入っている場合は、主婦の方と同様に税務上の扶養と社会保険上の扶養、2種類があるので把握しておきましょう。
税務上の扶養
税務上の扶養とは、所得が48万円以下であれば扶養の範囲内となっており、申告をしなくても問題ありません。
社会保険上の扶養
社会保険は収入が130万円以下であれば、扶養の適用範囲内なので気にする必要はありませんが、こちらも主婦の方と同様に父親、もしくは母親の勤め先の健康保険組合の規定によります。
扶養に入っているがよく理解できない場合は?

ここまでの説明でもよく理解できないという方は一定数いると思いますし、不安だという方は必ずいるはずです。そういった場合はまず、自分がどのOL・主婦・学生といずれのタイプかを把握しましょう。
把握した上で所得を上限額を覚えておき、それを超えてしまいそうな場合は報酬を貰っているライブチャットの運営会社に訪ねてみましょう。
安全に運営している日本の会社であれば身バレや確定申告を含めて、相談できる窓口が備えてあるところもあるので、そちらに相談してみることをおすすめします。
尚、当サイトで紹介しているライブチャットの運営会社は、そういった相談にも乗ってくれる会社さんばかりです。場合によってはアリバイ会社なども用意されているので、稼ぎを知られたくない女性からするとかなりおいしい条件だと思います。
チャットレディの経費について
確定申告をする際の所得は収入から経費を引いたものになります。チャットレディの仕事のために購入したものであれば経費として計上することができます。
経費というのは全額ではなくてもその仕事で利用していれば全額ではなくても按分して経費計上できるものもあるのです。
もしあなたがチャットレディで得た収入がある程度の金額になり、確定申告が必要な場合は必ず領収書やレシートをとっておきましょう。
チャットレディの確定申告で経費になるもの
チャットレディとして働き稼いでいる人が、経費で計上できるものは意外とあるので把握しておきましょう。経費になる主なものを挙げておくので参考にしてください。
- 通信費
- パソコン代
- スマホ代
- カメラ・マイクなどの備品
- 光熱費
- 新聞図書費
- 衣装代
- 化粧品代
- エステ
- 美容院
- サプリメント
- 家賃
以上のものは経費として計上して構わないはずです。インターネットの通信費やプロバイダの料金などは平気日問題ありませんし、その他もチャットレディとして働くために必要なものばかりです。
ただし、家族と一緒に住んでいる人であったり、プライベートでも使用する場合は按分率で計上しないといけないので忘れないようにしましょう。
尚、按分(あんぶん)とは仕事とプライベートが混在しているものがある場合、仕事で使った割合で経費計上することです。
簡単の言うと自宅でチャットレディをしている場合は、使った割合しか家賃を経費で計上することができません。衣装代などに関しても、プライベートでも使用するのであれば必ず按分率を出して計上するようにしましょう。
どちらにしても、経費で計上する意思がある場合は領収書やレシートはしっかり保管しておくようにしましょう。
チャットレディの仕事で経費にならないもの

可能な限り節税をしたい気持ちがあり、何でもかんでも経費にしたいと思う方がいますが、物事には必ず限度があるものです。
収入に対して経費が大きくなりすぎると、確定申告後に税務署から問い合わせがあるかもしれません。もちろん、その際にきちんと説明できれば良いのですが、向こうは税金のプロです。
例えば、話し疲れて1人で食事に行った場合は、1人での食事ですから接待交際費にはなりません。また、チャットレディで莫大な収入を得て高級車を購入したとしても、社用車のように計上することは出来ないでしょう。
経費計上するのは良いですが、やりすぎはいけませんし、あくまで常識の範囲内で行うようにしましょう。
チャットレディの税金や確定申告まとめ
チャットレディで働く女性が増えていることから、確定申告をしなければならないほど稼いでいる人も増えているということです。確定申告をするのは面倒に感じるかもしれませんが、するに越したことはないので大体でも良いので把握しておきましょう。
稼ぐようになるとそれだけ経費もかさむと思うので、節税には必ず役立ちますし、旦那さんや両親などにバレたくないのであれば絶対に必要です。